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チヴィテッラ/2016

テイスティング内容
ラズベリーなどのピュアな赤い果実、クローブ、黒胡椒のスパイス香に、アーモンド、ビターチョコレートや少しの木材の香り。
スムーズな果実味の中に、フレッシュな酸としっかりとしたタンニンが内包されているが、とても沁み込みやすい心地よい余韻。時間が経つほど甘くまろやかに変化し黒蜜の風味も。大樽熟成により、チェザネーゼの中では重心の低い味わい。

ワイナリー詳細
マチョッカ

中世の面影を残す人口約4600人の小さな村「ピーリオ」。ワイン造りはローマ時代から行われており、この土地のワインは歴代のローマ皇帝に愛されていました。
ピーリオでは10月の最初の日曜日にぶどうの祭典があり、人々はセラーの残りのワインを飲んで新しいワインのために場所を空け、ポレンタ添えの豚肉、ラグーあるいはポルチーニ茸のフェットチーネ、フェンネルのパンそして最後にいくつもの肉料理とチーズ等の伝統料理を食べて収穫を祝います。
そんな素敵なピーリオの町でマチョッカは1945年に現当主マリオの祖父ジュゼッペにより葡萄栽培を始めます。
1969年にジュゼッペが亡くなってからもマリオの祖母と父が畑に愛情を注ぎ引き継いできました。しかし、ワイン造りだけでは生計を立てられる程の主な収入を得られず、別の仕事もしなくてはならない苦しい生活が続き、事実上ワイン造りからの撤退を余儀なくされました。

マリオは、祖父達に守られた家族の畑の大きな魅力に引き寄せられます。
彼は決心をして強い情熱により、畑と醸造所を新たに整え、彼の家族と土地の歴史を表現すべくワイナリーを復活させました。

彼らの所有する畑はローマとの境界線に位置するチョチャーリアにあります。
この場所は海抜380mの日照量に恵まれた小高い丘になっており、赤土を含む火山性と粘土質の土壌から構成されています。彼の栽培に対しての第一の法則は植物と土地の相利共生のバランスを崩さないことで、畑で仕事はの無農薬で行われています。

ワインは自然発酵され、赤のチェザネーゼはごく少量のSo2、白のモノクローモは完全無添加で醸されます。共にボトル詰めはノンフィルター。
彼にはできる限り自然にワインを醸し、この土地ならではのワインを表現したいという一貫した行動理念があり、畑に対しても常に尊敬の念を持って栽培をしなくてはいけないと語っています。
カルロタンガネッリのマルコと同じく”VinNatur”に参加するなど、ワイナリーとして非常にアグレッシブなマリオですが、普段は黒ぶち眼鏡にニコニコ笑顔の温厚で柔らかい魅力的な好青年です。

こだわり
チェザネーゼは非常に歴史的な品種で、ローマ時代から皇帝やローマ法王に愛飲されてきました。糖度が高く非常に酒質の高いワインが生まれます。チェザネーゼダフィーレと呼ばれるチェザネーゼの中でも優れた品種の樹齢70年の葡萄を使用。10~15日間のマセラシオン。極少量のSO2を加えて自然発酵。一般的にはステンレス熟成されることが多い品種ですが、マチョッカでは熟成を栗とオークの大樽で1年、ボトル内で最低3ヶ月以上熟成させてからリリース。チヴィテッラとは畑のある土地名から名付けられました。

ヴィンテージ 2016
タイ プ
生産国/生産地 イタリア, ラツィオ州
ワイナリー/生産地域 マチョッカ
ブドウ品種 チェザネーゼ・ダフィーレ100%
アルコール度数 14.5%
容量 750ml
チヴィテッラ/2016
価格|PRICE ¥3,850
購入数: 個|UNIT
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