いつ、シェフになろうと思いましたか？
ー井上シェフ
18歳くらいの時ですかね。実家が結婚式場を営んでおりまして、家族全員と言いますかひいおじいさん、ひいひいおじいさんからずっと料理人と言う家系だったんですよ。なんで、とても自然な流れで料理の世界に入ったって感じなんです。
子供の頃から、厨房の床掃除から肉焼きまで色々手伝ったりしていましたね。
結婚式場なんで、和食と洋食の用意があるんですが父親はもっぱら和食を作っていましたね。でも僕自身は、辻調理師専門学校に入ってからはイタリアンか中華で迷ったんですよ（笑）。中華も良いなと思いながら中華の厨房の環境にあまり良いイメージが無いというか（笑）。
あと、イタリアのカンパーニャ州のソレントという町が僕の実家のある町の姉妹都市で、母親がソレントからのお客様を迎える為に昔からイタリア語を勉強していたりしてたんですよ。なんでイタリアンには親しみを持っていたのが決め手になった気がします。
ー露詰シェフ
子供の頃からおママゴトが好きで、料理する事に興味を持っていたんでしょうね。
イタリアンに決めたのは、給食のミートソースが好きだったことがきっかけですね。
厨房の外での趣味は何ですか？
ー井上シェフ
サイクリングです！
少年時代から自転車に乗るのが好きだったんですよ。
富士五湖の方とか６時間くらいのサイクリングがストレス発散には一番良いですね。
音楽は聞かず、無音で走るのが好きです。
あれやこれやで約10台くらいの自転車を持っています。
昔はヴィンテージサイクリングなんかの大会は出ていたりしましたね。
今はもう出ませんけどね（笑）。
あとは、ガーデニングですね。
自慢じゃないですけど、ビスボッチャの前の植物は僕が全部お世話しているんです。
ガーデニングって、時間がかかるんですけど、とても癒されるんです。
一年に何回か同じお花が咲いてくれたりすると嬉しくって。
ー露詰シェフ
私もガーデニングですね。
家のベランダスペースに少しだけ土の部分があるんです。
そこは大家さんからも自由に使っていいと言われていたので
ガーデニングスペースとして使わせてもらってます。
お花が咲いたりすると本当に癒されちゃいますね。
好きなお店はどこですか？
ー井上シェフ
学芸大学駅にある「サランバン」って韓国料理屋さんですね。
ここではサムギョプサルを頼むんですが、キムチでデトックスしてます！（笑）
あとは、一風堂のラーメンや焼き鳥屋さんが多いですね。
ー露詰シェフ
昔働いていた大阪にある「PIANO PIANO」ですね！
ブラータチーズとの初めての出会いはどうでしたか？
ビスボッチャで2010年くらいに初めて食べましたね。
巾着がついていて、モッツアレラよりおいしいなって思いました。
その後、イタリア人のシェフに常温で食べる事を教えてもらいましたね。
Di Stefano社のブラータチーズはどう思いましたか？
おいしいと思います！
皮が薄い事や酸味が少ない所が良いですね。
ビスボッチャのお客様にも大好評ですしね。
もし誰か１人だけの為にお料理を作るとしたら誰に作りますか？
ー井上シェフ
娘です！
まだ赤ちゃんですけど、大人になったら作ってあげたいですね。
これがイタリア料理なんだよって伝えたいです。
作るとしたらスパゲッティボンゴレですね。因にビアンコです。
とても分かりやすくておいしいと思いますしね。
ー露詰シェフ
おばあちゃんですね。
柔らかめに茹でたスパゲッティーニとおばあちゃんが作ったお野菜なんかを合わせて作ってあげたいです。
作ってみたい好きなお料理は何ですか？
和食とかいいな。
自国の物なので学んでみたいと思うな。
たまに、日本人なのにイタリア料理を作ってて不思議な気持ちになる時があるんです。
日本人なのに、このソースにはこのパスタで、ここはこうやってとかイタリア料理の事色々考える時とか。
なんて言うんだろう、アイデンティテーを無くしているように思えて。
あと、ちょこっとやって見たいのがフレンチとか、フュージョン系、ガストロノミー系のお料理ですね。
